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メディア変換の依頼が増えてきました。
お蔭で全国各地から依頼が来るようになりました。
ご愛顧いただきホントにありがとうございます。
プロとして何が違うのか?
最初は上手く説明できなかった。
いまは、お金をいただく以上は最上級の画質を提供できるように努力しています。
先日、ブライダルビデオのメディア変換の依頼がありました。
VHSテープですが、ややS/Nが悪く、色のりも少し不自然でした。
早速業務用のTBC(120万円)を使ってホワイトバランス・輝度を、ウェブフォームモニターとベクトルスコープを介して徹底的に調整をしてパソコンに取り込みました(映像の入り口で調整することで、その後の映像はグ~ンと良くなります)。
その昔、レンタルソフトをダビングするのに、レンタルテープは傷が付いていたりしていて結構ヘッドを壊したりするので、安い再生機を使ってダビングをすると言う人がいましたが、これでは美しい映像は望めません。
ダビングのセオリーは高いところから流せです。
よりグレードの高いデッキで再生して録画すればとても綺麗にダビングできます。
TBC処理して、美しくキャプチャーしたブライダル映像を、パソコン内の編集ソフトに内蔵しているフィルター(コントラストやカラーレベル・フォーカス等)によって、視覚的に最も美しく見えるように調整をしました。
オーディオはHi-Fi記録されていないため、音圧レベルが低くヒスノイズも目立っていましたので、イコライジングとフィルター調整でメリハリのある音にしました。
こうしてデジタル処理をした素材をモニター出ししてBefor Afterすると歴然!
事務員さんも納得!(決して眉唾ではありません)
自分でもかなりグレードアップした画像に仕上がったと満足しました。
ここまで処理だけに費やした時間は約15時間。
技術料とシステム使用料を合わせると本来なら75000円位にはなる。
それからさらにDVDに焼き上げるのだが、本編が2時間17分。
焼き上げには8時間以上はかかると見て、夜中にセットして帰宅した。
朝にはめでたく完成していました。
僕は、この一枚に3日間つききり状態でした。
そして、お客様への御請求は35000円。
決して儲かるお仕事ではないのですが、アシスタントと2人三脚で手際よく数をこなせばそれなりの利益は出ます。
本当にご利用いただいた皆様には心より感謝しています。
今日、そのお客様よりお礼の電話がありました。
大変きれいな映像になっていたのにびっくりしました・・・とのことでした。
やはりお褒めの言葉をいただくと非常に嬉しいものです。
努力は必ず報われる!
「プロはプロなりに」は僕のこころの中での教訓。
これからもアマチュアとは違う映像を創出するために日々努力しよう!!
ビデオ映像制作は、僕のやりたいお仕事です。
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