地デジ

電波状態の悪い地域に地デジテレビを設置した。
なかなかチャンネル設定ができない。

息子と屋根の上下で声を張り上げて、映る映らないの問答が続く。
アナログレベルチェッカーではアンテナの向きは最大方向をさしているのだが、画面は真っ暗。
受信チャンネル設定になっていない。

到来方向に別の電波が混信しているようだ。
10デシベルのアッテネーター（減衰器）を挿入して、妨害チャンネルを落としてみた。
ブロックノイズが多いが映像が出た。

この状態でアンテナの向きを視認で調整することにした。
息子に画面を見させながら左右に少しずつ振ってみる。

一番安定した方向を見つけ出し、アッテネーターを取り外すときれいな画面が現れた。
アナログチェッカーの最大方向とはかなり違った向きになった。

どうやら反射電波が複雑に絡んだ結果だ！

悪戦苦闘の末、ベストポジションを探し当てた。

あったかい冬の一日、屋根の上も心地よい。
明日から冬将軍のお出ましのようだ！！

地デジの準備はひとまず完了した。

これで今年の紅白歌合戦はきれいな映像で楽しめる！！！