手が足りない

編集パソコンは4台とサブに２台あるのだが、今回大量のメディア変換がやって来て、方やキャプチャー方や編集、またＤＶＤ野焼き上げと毎日フル稼動だ！
オペレーターは僕一人で、てんてこ舞いしている。

いつもの応援スタッフ（通常は撮影・編集）もいるのだが、この作業内容（金額）とギャラがまったく合わないので手を借りる訳にはいかない。
一人で、効率良くこなすしかない。
苦労の甲斐あって知恵が生まれる。
今のところ一人４役で非常に効率良くお仕事をしている。

・・・。

今日もメディア変換が届いた。


気合を入れなおしてがんばろう！！

映像修復

映像の修復の依頼が来た。
早速、ノンリニア編集機にキャプチャーした。

最初は良かったのだが途中から暗闇のようなシーンになった。
検証するため編集機内のフィルターを使い信号チェックした。


















色信号成分はあるようだ。

















元映像

















モノクロ処理

この状態で映像信号の確認をしている。

















色補正

色信号（ＲＧＢ調整）を確認し皿の白が取り戻せた。
色信号だけで映像を構成している。

一通りの手順で検証した結果、ムービーカメラの故障で映像信号が欠損していることが判明した。

映像信号がまったくないので、明るさ調整がまったくできない。
輝度を上げると、色信号のみが強調されさらに見苦しくなる。

映像信号成分が少しでもあれば、輝度調整は効く。
しかしこのテープの場合は手の付けようがない。

まことに残念ながら今回は映像修復はできない。

テープのレベル劣化ではなく、カメラの故障で映像が記録されなかったのが原因。
いくら業務用のノンリニア編集機とはいえ、無いものを拾い上げることはできない。

あきらめるしかない。

・・・。

価値観

今日もメディア変換の依頼が送られて来た。




































ＶＨＳ、８ミリビデオ、ミニＤＶ合わせて５４本。
これらをすべてＤＶＤに収めるのだが、できる限りの美画質と言う条件が課されている。
ＴＢＣを介し業務用のノンリニア編集機で制作すれば平均値だが１枚当たり7～8時間は要してしまう。
（キャプチャー→画像修正→ビットレート最適化→ＤＶＤ書き込み）
１日１枚制作で約２ヶ月かかってしまう。

気の遠くなるようなお仕事だが、幸い編集機は5台あるのでうまくローテーションすれば意外と早くこなせそうだ！
また、テープにはカビの生えてるものも数本ある。

依頼主は思い出が詰まったものなのでできる限りきれいに残したいとのことだった。

大量生産、大量廃棄の中、思い出だけはそういうわけにも行かないものだ！

今回は価値ある思い出作りにご協力させていただきます。

カビクリーニング

大量のカビテープが送られてきた。
昨日も８ミリビデオのカビテープをリペアしたばかりなのだが、今回はＶＨＳ-Ｃ２２本。




















今回はかなり重症テープが多い。


















貼りつきが心配だ！

明日から作業に取り掛かろう。

雪やこんこ霰やこんこ

この冬一番の積雪だった。
スタジオ裏の様子です。









































遠くでは雪にはしゃぐ子供の声が聞こえていました。