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業務用の機材は、それなりにタフに作ってあると思っていたのだが、大切に保管していたプロ用S-VHSデッキを3年ぶりに電源を入れてみて愕然とした。
ほとんど新品同様で保管していたのだが、テープを入れ、いざ再生してみたら映像が全くでない。
同じ型番のもう1台も全く同様。
僕の持っている業務用S-VHSデッキはそのほか4台。
普段使っているデッキは、オーバーホールを5回もしているのだが全く問題なく良く働いてくれる。
今回分かったのは、メカは精密部品の塊でそれぞれ複雑なシーケンスで動いているもの。
新品同様でも3年間も通電せずに置いていれば、シリコングリスなどは経年変化で硬くなってしまって、ミクロンオーダーの部品をストレス無く動かすことが出来なくなってしまったようだ。
TBC基盤も、ケミカルコンデンサーの劣化で動作していないようだ。
(僕はその昔、某家電メーカーのサービスマンであり、また、ビデオセンター長としてビデオ撮影のインストラクターなどもしていた経験上、このようなトラブルは大体のところ予想が付く)
VHSテープのコピーやメディア変換などのお仕事が増えると、業務用デッキが足りなくなる。
早速、メーカー修理に出そう。
自分では部品の交換は出来ても、最終調整は測定器がないと出来ないので、やはりメーカーサービスに頼ることになる。
僕の信念は、音も映像も美しくコピーするには入り口を固めることだ!
良いデッキできちんとした映像を再生してこそ、ダビング画質が良くなる。
この仕事を始めてから、ず~とこのスタンスで営業してきた。
よく、レンタルテープは傷んでいたりするので、安い再生専用デッキで再生して、高級デッキで録画すると言うパターンが多いようだが、全くそれは逆なのだ!!
TBCを搭載したデッキでその効果は歴然としている。
TBCをONするときりりとしまった映像になるのが良く分かる。
やはり、再生画質をいかに美しくするかが、プロの技なのだ!!!
プロはプロらしく。
これは僕の職業訓です。
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