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その昔、オーディオマニアにはコンポーネンツの組み上げの鉄則というものがあった。
誰が提唱したかは分からないがなるほどと感心して実践してみたことがあった。
その鉄則とは、「音の入り口と出口を固めろ!」だった。
アナログ時代全盛期はオーディオメーカーも星の数ほど存在していたのだが、今やその数は数えるほどでしかない。
国内総合家電メーカーもネコも杓子もブランド名をつけてにぎやかに参入していたのだが、今ではほとんどが撤退。
中心はデジタル家電や薄型テレビへとシフトしている。
オーディオの鉄則はそのままビジュアル(ビデオ)の鉄則でもあると僕は思っている。
最近の高画質デジタル映像も入り口と出口がしっかりしていないとダメ。
再生して一目瞭然である。
デジタルカメラの心臓部は撮像素子。
これがいかに優れているかで優劣が決まる。
やはり入り口としてレンズから入ってきた光を捉えて画像として電気信号に変換する最も大切な部分だ。
記録媒体は、テープだろうがハードデスク・メモリーカード・DVDだろうが全く関係ない。
記録媒体による差はほとんど無い。
あってもコーディクの差が少しは影響するのだが、それらは使用する側の使用感で決まっている。
出口は最近では液晶テレビが手ごろで人気なのだが、高画質テレビの代表格はフルスペックハイビジョンのプラズマTVだと僕は思っている。
小型化には向いていないのだが大型テレビには液晶よりも勝っている。
各ディスプレイについてその特徴を述べてみたい。
●ブラウン管テレビ…発色が優れていて価格が安い。大画面だと奥行きがあり設置スペースがそれなりに必用。ちらつき(フリッカー)がある。
●液晶テレビ…小型化が可能で明るい部屋でもかなり綺麗に見ることが出来る。薄くて軽い。消費電力が低い。視野角が狭くコントラストがそれほど高くない。早い動きだと残像感がある。
●プラズマテレビ…視野角が広くコントラストが高い。残像間も無く長時間見ても疲労感は少ない。小型化しにくい。重い。消費電力がやや高い。
●リアプロジェクションテレビ…大画面にして本体が軽い。ブラウン管でできない大画面をカバーする。価格は安い。設置スペースは必用。
この他にもSEDパネルや有機ELテレビなどが商品化されるだろうが現物が無いので分からない。
僕のお仕事の一部はメディア変換。
簡単に言うとビデオのダビング屋です。
昔の8ミリフィルムやベータ・VHSなどのアナログ素材をDVD-Rなどにダビング(コピー)をしています。
長い年月押入れの隅で眠っていた素材をDVD-Rに変換コピーしますが、その当時は結構見れていたのに、今見ると大分劣化したと感じている人が多いのが現実です。
テープやフィルムは保管された状態、地磁気や気候などの影響を受け少しずつ劣化しています。
アナログではすぐさま症状として出てきます。
それと、先ほどの鉄則で言うならば再生するデッキなどのクォリティが低いとますますそのように感じてしまいます。
僕の場合はできるだけ業務用のデッキを使用して再生画質を持ち上げるように努力しています。
また、映像管理として放送局では必須のウェブフォームモニターやTBC(タイムベースコレクター)も導入しています。
これらは御予算に応じて使用し映像信号を最適な状態に調整(編集パソコンに取り込みデジタル処理)をしてDVD-Rにコピーしています。
巷のコピー屋さんでは専門知識とかなりの時間を要するためコストが合わずここまでは受け付けていないようです。
ほとんどがホームビデオデッキとDVDレコーダーのジョイントダビングです。
僕の場合も通常はこの方式ダビングが主流です。
アーカイヴ(映像資産)としてのメディア変換でしたら是非デジタル処理をした映像でメディア変換してください。
僕からのお奨めです。
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