知らぬが仏

賞味期限て何だろう？

生ゴミ袋を抱えた妻曰く。
「ここに置いといたベビーハム知らない？」

嫌な予感！

「それは多分昨日の昼に食べた。」

「お母さんの冷蔵庫の中で眠っちょって、賞味期限切れなので捨てようとここに置いてたんよ。」

・・・。

「賞味期限はいつ？」

「09年の9月だったはず」

昨日は2011年3月23日。
一年と半年過ぎている。

が、おなかの調子は変わらない。

「父さんは納豆やヨーグルト、イカの塩辛など腐ったものが好きだから大丈夫なんじゃね」
と心配するどころか感心している。


大量消費、大量廃棄の日本。
もったいないを今こそ知るべき時だ！！
と、僕は強く言いたい。

賞味期限が少しぐらい過ぎていても、それなりに調理すれば大丈夫だ。
僕が身を以って証明した。

知らぬが仏？？？

プロとして

ＶＨＳテープのトラブルにはいろんなシーンがある。
カビによる張り付き、リーダーテープの切断、巻き取り不良など手のつけられなくなったのが送られてくる。
中には業者さんが匙を投げたと言う難しいリペアもある。
今日は早送りはできて巻き戻しができない。
再生も途中で止まってしまう。
何故だか不思議な現象のテープが送られてきた。

業務用編集機やトルクのありそうなＶＴＲで再生してみたが再生が途中で止まる。
早送りはどうにかできたが、巻き戻しは少し回るがすぐ止まってしまう。

このような時こそリワインダーの出番だ。
早速、巻き戻しに取り掛かる。
が、症状は同じで巻き戻しできない。

・・・。

分解して見る。
ハーフ内のガイドポールにテープの磁性体が付着している。
これがフリクションとなって巻き戻しができないようだ。

以前にもこのような症状があったのを思い出した。
あの時はリールを取り出し別のハーフに組み込んで再生をした。
今回も同様にカセットハーフ組み換えをして見ることにした。
が、それでも再生途中で止まってしまう。
分解するとハーフ内のガイドポールにまたもや磁性体が付着している。
テープのバックコート剤が劣化していて、早送り/巻き戻しの摩擦熱で剥離しているようだ。
リールを取り出し、化粧用のコットンに無水アルコールをしみこませて、テープクリーニングを行った。
すべて手作業だった。
長時間のクリーニング作業を終え、無事貴重な映像を取り戻すことができた。

これにてメディア変換は完了。

表彰状。
あなたはプロとして
たいへんよくできました！！

大慌て

ありがたい誤算。

編集機の能力を上回るほどのメディア変換依頼が来た。
来月からレギュラーのお仕事もいただいた。

不況下で同業者の廃業などが影響しているのかもしれない。

コツコツと地道に営業していたお陰かな？

明日から気合を入れて、一人三役でこなして行くしかない！

がんばろう！！

大瀧詠一三昧

ＮＨＫ　ＦＭ「今日は一日、大瀧詠一三昧」が12時からオンエアされている。
VHS Hi-Fiデッキでエアチェック中だ。
懐かしい曲ロンバケからのリクエストが流れると若かりし頃、青春時代真っ只中のことが記憶としてよみがえってくる。
松本隆とのコンビですべてが名曲だ！
いつ聞いてもまったく飽きない！！
新鮮だ！！！

今回、12時間に及ぶ放送。
後編集で途中のニュースや挿入番組をカットしＣＤに焼き上げる作業は、楽しみ半分苦しさ半分だ。

まだ残り2時間ある。

ビデオ編集作業中のＢＧＭに使わせていただこう。

大瀧詠一最高！！！！

合格点

ブライダル撮影を無事終え、取材映像をパソコンにキャプチャーした。
式場パーティー会場とも外光とシャンデリア光源との混合で、ホワイトバランスには特に注意した。
うまく混合されていれば発色は良いがまばらになっているとカメラアングルで色のトーンが変化してしまう。
キャプチャー時のモニター確認でその不安は払拭できた。
あいにくの曇天だったがこれが良かった。
光と影のコントラストで立体感のある映像を撮ることができた。

後は編集で作品レベルを上げよう。



久々のブライダル撮影、今日は合格点！

明日から編集だ。